鳥人間コンテストの準備

本日、北海道大学Northern Wingsの機体、機材積込みが終了し、
いよいよ明日トラック隊の出発となりました。

感慨深い・・・・。

一年間自分たちがやってきたものが形になり、年に一度の大舞台に向けて出発する前日、

そりゃいろいろ思うこともあるわけで。

なんというか、育ててきた子供を見送るようなそんな感覚

プロペラを作り、(一応)代表としてサークルを動かし、一年生が入ってきて、滑走試験を行い、機体が大破し、

それをみんなで一気に直して、・・・・

まだ終わってないのでこのへんにしておきますが、感慨ひとしおって感じです。

明日から始まる大きな大きな大イベント

(試験中によくぞぶっこんでくれましたね鳥人間コンテストさん!)

ドキドキした気持ち、わくわくした気持ち、不安、自信、後悔・・・・
いろいろな思いが頭の中でぐるぐるしています。

でも、この大舞台を悔いなく、終わらせることができることを願います。


それではいってきます。
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最終テストフライト報告

テストフライトの報告も最後になりました。

7月14日~16日にかけて行った2日行程の2012年度最終テストフライトについて報告します。

初めての2日間行程とあり、体力的に非常にきつかったですが、それを除けばとても収穫がありました。

今回は鳥人間コンテストが近いこと、そして前回のテストフライトで機体がクラッシュしたため、
鳥人間コンテストを想定した人員の動きの確認、そして修復後の機体の様子の確認を目的としました。


今回も運送業者の方に依頼し、積込みはいつもどおり終わり、滝川に向けて出発しました。

積み下ろしについては、実際に鳥人間コンテストで想定される動きを再現するために、まずはテントを出して、
機体テントの中に搬入してからの組立を行いました。

テントの梁にギリギリぶつからないように計測は事前に行なっていましたが、小さな部品が梁から飛び出していたのを見落としていたため、その部分と翼が干渉し、少しだけ破損しました。

テント収容後、組立を開始しましたが、機体はかなり早く組立ちました。

ところが霧がすごく、翼がびしょびしょに・・・・・

霧の中の作業は幻想的でしたが、やはり迷惑ですね・・・。

日の出を待ち、テスト開始です。機体の移動についても、滑走路にコーンを置き、鳥人間コンテスト本番を想定した動き方を練習しつつ、機体を移動しました。当日の動きを想定できてよかったと思います。


そしてテスト開始。動画はこちら↓


機体が前回、急浮上したことがあったため、重心位置を少し後ろにしたせいか、後輪がずっと浮く状態になりました。そこでまずは尾翼による安定性の確保、そしてそれでもだめなことがわかったため、重心位置を前にずらしました。
重心位置をずらした後もまだ、重心位置が後ろすぎたこと、そして、浮上後もやはりパイロットもすこし牽制気味な操作のため、一日目は安定した飛行ができませんでした。

テスト終了後、滑走路のゴミ拾いを行った後、機体をテントに戻し、休憩としました。
半分を機体の監視、半分を温泉施設での休憩にして、交代性で機体の監視を行いました。
昼になるとほかほか陽気でとても気持ちがよかったのでしょう。しかし徹夜明けで体力も尽き、さらに風が強く、かなり機体の監視には気を使いました。一昨年行った身としては実際の鳥人間コンテストでここまで風が強かった印象はなかったのですが、いずれにせよ、風が強い時どうすればいいのかの反省がよくわかかる結果となりました。

温泉施設は休憩室を貸してもらい、そこで休ませてもらいました。
仮眠を取った後、食事を取り、滑走路へと戻ります。
機体を早く組み立てても意味がないため、1時まで車や芝生で部員全員で仮眠を取った後、再び機体を組立て、テストを行いました。

一日目の反省から、重心位置を前にずらし、プロペラ推力も迎角を変え、二日目の試験を行いました。
微風ではありましたが、風が横から吹いていたため機体は流され、スタートに苦労しました。
部員の体力がかなり消耗している中タイムリミットが近づいていたため、かなり焦りましたが、
後2本だけやらせて欲しい、後2本で終わりにする、と決め、短距離試験に望みました。

短距離試験は無事成功し、2本とも距離にして約120mの定常飛行を行うことができました。
動画ではひとつはカメラエラーのため、記録が後方カメラしか映像が残っていません。また、もうひとつは機体がカメラマンのほうへ接近したため、カメラマンの退避により、まともな動画が残っていません。
がしかし、部員のココロにはしっかりと定常飛行が刻まれました。



これで無事、安心して鳥人間コンテストに出場することができると思いました。

今回のテストフライトを以って、鳥人間コンテスト以外の活動は終了です。
(まだまだ鳥人間コンテストの準備は残っていますが)


一重に、応援してくださったOBさん、滝川スカイパークをはじめ関係者の皆さま、そして関係ないけど僕らのチームを応援してくださっているみなさまのおかげでここまでやってくることができたと思っております。

また、今回のテストフライトではOBの鈴木さんに大変お世話になりました。

みなさま本当にありがとうございます。

どうぞ後一週間、2012年度Northern Wingsの応援、そして来年度以降のNorthern Wingsを
どうぞよろしくお願いします。






報告

おはようございます。
翼班2年の小鳥さんです。
一週間ぶりの更新になりまして申し訳ありません。
今週もなかなか修羅場だったのです。

では作業報告です。
心配されていたT2の改修(作り直し)は、なにげにとっくに終わっておりまして
(フィルム張りの手前までいったのは月曜日)
今週は専らT2・T3のフィルムはりに
文字通り明け暮れていました。
5日間で張らねばならなかったフィルムは、T2・T3のRLで
4翼合わせて何と20枚もありました。
しかもこれが終わらないと当然ですがテストフライトができません。
ほんとうに死むかとおもいました。
まあ……実はあと1翼残っているんですが。
でもたくさんの人が手伝ったり話し相手になってくれたりしてここまで来られました。
ほんとうに感謝です。

写真を上げたかったのですがやる気が足りなかったのでできませんでした。
また今度あげます。
取り敢えず作業に戻ります。
では。

作業中

お早う御座います。
翼班2年のことりです。

午前五時半過ぎ、絶賛作業中の翼班です。
最近は生活が夜型過ぎて逆に朝型になってきました。
夜明けの作業はさわやかで気持ちがいいです。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。


さてT2の製作ですが
無事にリブの固定が終わり、ストリンガーもついて大分形になってきました。
今はスタイロを電熱線で切り出して後縁を作っています。
この作業は少しコツがいるため、久しぶりにやると上手くいくまでにけっこうかかります。
なかなか納得がいかず苦戦していたらこんな時間になってしまったわけです。

T2の後縁は全翼の中でも最も薄く、厚さがわずか4mmしかありません。
したがって一本のスタイロブロックからたくさんとれるので切り出しは比較的楽なのですが
フィルムを張るときに剛性が弱すぎて非常に苦労するんですね。
今作り直している翼は去年のモデルなので、今年作ったものよりかなりリブが多く、200gほど重量が大きいです。
今年作った翼の後縁には剛性を上げるため1×4mmのヒノキを用いています。
今回も後縁にヒノキを入れる予定ですが、さらに重くなると考えると……気が重いです。

あらやだもう6時だわ
もうちょっと頑張ったら帰ってご飯を食べて授業です。
では。

班分け決定!

機体の補修を行うことによって一年生がひと通りの作業を知ることができたことから、班分けを行いました。

班分け

翼班:佐藤・菊池・木富・松島

CFRP班:安平・末本・浜田

プロペラ班:斎藤・長尾

コクピット班:内堀・江野

電装班:倉・松島


空力設計:佐藤・(菊池・斎藤・末本・長尾・松島・安平)

強度設計:安平・(内堀・江野・木富)

※設計については主任を決めるものの、複数人で話し合いながら設計をする方針です。


また、作業については、自分の作業以外も手伝っていく方針で進めていく予定です。


今後の北大チームに期待・・・・こんなにも多くの部員がいるなんて・・・代表は幸せです。

機体の補修は今週末には終了し、最終TTFを7月13日~16日の天気の良い日に行います。

TFはGTFを3回、TTFを3回の合計6回という結果で鳥コンに望むことになりました。

満足のいける結果ではありませんが、機体の補修めどが立ち、なんとか復活したことだけでも本当にありがたいことです。
これも全部員が作業をフル活動で行なってくれた賜物なのかと思います。


2012年度運営は後一ヶ月ほどで終了します。部員として残るにしても鳥コンは一つの区切りとなります。
後少しの間ではございますが、2012年度Northern Wingsをどうぞよろしくお願いします。


翼班の翼班による翼班のための近況報告

お久し振りです
翼班班長の小鳥こと築舘です
翼班のブログ更新は3月以来になりますね
ご無沙汰してすみません

近況報告をします
少し長くなると思いますが、現在の状況を説明させていただきます


今年の翼はK0・K1・T1は昨年のものを使いまわし、T2・T3は新しく桁巻きから作り直しているのですが
30日のテストフライトでT3が両方とも桁から折れ、再起不能になりました

幸いにも昨年の翼をそのまま保管していたため補修して使うこととなりました
テストフライトで桁が折れたことにより、今年巻いた桁は強度に不安があり
今回は壊れなかったT2も今後使用した際には壊れる可能性があります
そこで代表はT3だけでなくT2も昨年のものを使用するという判断を下しました
しかし昨年のT2はあまりにもリブの破損が多く、半壊状態でした
したがって桁を残して解体し、新しくリブからすべて作りなおすことになりました

というわけで日曜日から作業をしています。内容は
・旧T3の修復作業
・T2の作り直し
の同時進行です
放課後はもちろん授業の合間を縫って行っています
一日平均10時間くらいはやってると思います

旧T3の作業はきのう終了しました
半壊まで行かないにしても、かなり満身創痍です
直しながら本当に痛々しくて涙が出そうです
あとはフィルムを張れば完成です

T2製作については下記のように進めています
1日(日) 型紙印刷・切り出し開始
2日(月) 桁クリーニング・型紙切り出し完了
3日(火) リブ整形ほぼ終了
今日7月4日はリブの迎角合わせと固定までいきたいです
いけるか…?

一年生がたくさん部室に来て何時間も手伝ってくれるので
ものすごいスピードで作業が進んでいます
でもそろそろみんな疲れが顔に出始めた気がしますね
私も手が震えはじめました

そろそろ作業も折り返し地点を過ぎ、先が見えてきた感じがします
事故と怪我には気をつけつつ、先を急ぎたいと思います

では。

テール補修

初めまして
CFRP班二年目の船川です

今回は補修にあたっていたテール2のことについて書きたいと思います。



折れていたテール2
今回は時間が少ないこと、またプリプレグ残量があまりにも少ないことを理由に昔のテールを使って折れた部分を差し替えることにしました。
写真がこちらになります。

P1070426.jpg

奥から
折れたテール2のテール側
旧テール1
折れたテール2のコクピ側
となっております。

今回のテールは二箇所をねじり防止プレートで留めて使用していきます
テール1を利用した理由は強度がどうのこうの藤井さんが言っていました
重くなってしまいますが飛ばせないよりはましでしょう
現在端面加工が終わり、後は焼き上がったねじれ防止プレートを待つだけとなりました。
これで飛ぶなら来年以降も三本でいったらいいのかなとか考えていますが、やはり重さがネックとしか言いようがありません

藤井さんがテール1をバラしている間にずっと接合リングを30個程作っていたのでもう当分木材は見たくありませんね(笑)
藤井さんもコクピ桁を外すのに苦労されていたようです
下の写真は上から撮ったものです
テール2のコクピ側は完全に隠れてしまって接合パーツと化しています

P1070423.jpg

翼班も随時修復を進めています
テパ2はほぼ翼班としては作り直しに近いらしく、今回の修復では一番大変そう
そちらの報告は後日誰かやってくれるでしょう

以上、カーボン班でした

 機 体 破 損 を 検 証

CFRP班長 / パイロット / 強度設計   3年 藤井

TF動画で既に公開されている通り、6/30(土)に行われた滝川TFにて機体を大破させてしまうアクシデントが起きてしまいました。 機体破損のきっかけは急な機首上げによる翼端失速でした。 結果、機体は地上約2mの高さから急落下し、着地の衝撃で両翼端(T3)とテール2が破断する事態となりました。 ここで第2回TFは切り上げとなりました。
この破損までの経緯と原因を、パイロット・強度設計の視点から振り返り・考察してみたいと思います。


 《 破 損 ま で の 状 況 》
まず、フライングワイヤを新調した物に取り替えたことから、翼のたわみの様子を少しずつ見るべく、TFは滑走試験B(パイロット出力50%)から始めました。
開始4本の滑走試験は、風向きの変化を受けいずれも滑走路横へと曲がる。 これを受け、進行方向を反転させて臨んだ5本目で機体が浮上し、20m程度飛行した後着陸する。 風速が約2m弱と試験中止基準寸前と強めであったため、漕いだ感覚はとても軽く簡単に浮上できる状況でした。 翼端のたわみ量は垂直尾翼上端よりも高く設計値よりも若干大きい状態であったが、これは許容範囲内であったと考えています。

そして続く空中姿勢1本目の試験
スタート配置の時点で既に1~4mの範囲で風が吹き続いていたため、スタート前にして翼端が浮き上がる様な状況でした。 スタート前に改めて空力設計に判断を確認するも再度GOサインが出たため発進。 間もなく機体は浮上し、あっという間に機首上げの姿勢になりました。 第1回ジャンプ試験の要領で上昇が止まった位置からペラ推力を増すも、翼端失速に入った途端にあっという間に2mの自由落下となってしまいました。 その後、前輪が着地すると同時に両翼端が折れ、後輪の着地と同時にテール2中心付近が破断する。
パイロットとして理想的であった対処方法は、高度が上がりきる前に機首下げ方向に水平尾翼を切る事でしたが、強風による上昇の速さと経験不足から咄嗟に行動に移す事ができませんでした。
悔やまれるばかりです(TヘT o)
機体は酷い破損状況となってしまいましたが、自分を含む部員にけが人が出なかった事は本当に不幸中の幸いでした。


 《 破 損 原 因 》
翼端桁製作時の資料を確認した結果、プリプレグの切り出しにミスが発覚しました。 部分積層に用いていたフランジ層が翼部のみのスパンで切りだしていたため、各フランジ層が接合部スパン(約300mm)ずつ短くなっていたのです。 このスパンで再度翼端の強度を計算した結果、破断部分で安全率は約1.8という数値に・・・。 両端とも全く同じ位置で破断していた事から、製作段階でのミスでほぼ間違いないと考えられます。 情けない初歩的ミス。

一方、テール2に切り出しミスは見つからなかったものの、失速した機体が落下した際、着地前にテール保持に入るプッシャーが居た事が判明したため、機体保持に最大の要因があったと思われます。 破断箇所がちょうど保持箇所と一致していたため、保持箇所を支点とした衝撃荷重がテールに働いた結果の破断であったと考えています。
011_20120703034551.jpg

この保持によりテール2が破損すると同時に、機体クラッシュ時におけるグランドクルーの動き方にも問題が浮き彫りとなってしまいました。
本来、機体が危険な挙動を示した場合、グランドクルーは安全のため即時退避しなければなりません。 しかし、今回の試験では落下する機体の真下に残り続けた上、危険な保持にまで入り、結果このような状況となってしまいました。 その他、風待ちを確実に行い適切な状況判断をする必要性も確認しました。 焦り過ぎは危険ですね。
これらの問題点を反省し、今後のTF運営の改善に努めて行こうと思います。


 《 今 後 に つ い て 》
鳥コン1カ月前にしての絶望的な破損状況ですが、TF終了から急ピッチで復旧作業を進めている次第です。 1年生も即戦力として大活躍する今日この頃、ありがと~~(T-T )。 目標は7/15までの最終滝川TF、そして引き続き鳥コン本番での定常飛行です。
機体コンディションは厳しいものとなってしまいますが、最後まで諦める事無く最後の1カ月を過ごしたいと思います。


CFRP班長 / パイロット / 強度設計   3年 藤井
プロフィール

Author:北海道大学人力飛行機製作サークルNorthernWings
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