荷重試験報告

強度設計の束田です。
1月10日に荷重試験を行いました。
まず、前日までの準備、雪かきや当日の作業等、現役部隊だけでなく当日来てくださったOB・OGさん方ありがとうございました。

では、試験報告をしたいと思います。

1.桁の破壊は起きなかった。
2.桁のたわみが大きかった。
3.左右で桁のたわみが違った。

これらが大きな試験結果です。これらの内、2と3について理由を考察し、その結論を述べていきます。

まず桁のたわみ量について書きます。
  
自重によるたわみ(cm)  
LK1 3.2  RK1  3.2
LT1 17.2 RT1 9.2
LT2 34.2 RT2 21.7
LT3 55.7 RT3 39.2
翼端 64.7 翼端 49.2


1倍荷重によるたわみ(cm)
LK1 5.2   RK1   5.2
LT1 41.2  RT1  33.2
LT2 103.2 RT2 92.2
LT3 182.7 RT3 170.2
翼端 223.7 翼端 210.2

本来ならば翼端で157cm程度のたわみのはずがここまで大きくなっています。
理由としては、ワイヤーの張力を求めるプログラムにミスがあった事、
荷重試験のやぐらと実際の機体の違いを考慮していなかった事が挙げられます。
これらのミスや寸法補正を行い、荷重試験と同様の条件で、設計の解析を行うと227cmというたわみになり、実際の測定に近い値となることが出来ました。

次に、左右でたわみが違うことですが、自重と1倍荷重時のたわみ結果をみると、どちらも左翼の方がよりたわんでいます。これから推察するに、以下の事が理由としてあげられると思います。

1・・セットフロア固定時に中心がずれていた。
2・・桁の性能に両翼で差があった。
3・・接合部で桁と桁にずれが生じていた。
4・・左右で重量が異なっていた。
5・・地面の高さが違った。

この内、1と5に関しては、大きな要因となってると思います。
このたわみの差の解決法として、TF時に正規の長さのワイヤーよりも5mm~1cm短いものを用意し、飛行時のたわみ具合を見つつ調整していきます。

最後に、もう一度みなさんに向けてですが、ご協力ありがとうございました。
おかげで事故なく行う事ができました。プログラムミス等のミスが色々あった中、それらが桁の作り直しになるような致命的なミスでなかった事が不幸中の幸いです。たくさんの人にご迷惑をかけてすいませんでした。

しかし、桁の安全性も確かめられ、いよいよ製作の方もどんどんと本格化してき、現役はより頑張って製作に励みますので、OBさん達にも色々お世話になると思いますが、宜しくお願い致します。
今回は写真がないのですが、また写真をつけてのせます。
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