第1回グランドTF報告

こんにちは、設計責任者の井上です。
先日25日、大学構内陸上競技場にて第1回グランドテストフライトを行いました(動画は後ほど追加します)。
今回の目標はジャンプ試験までで、機体が実際の飛行荷重に耐えられるかを確認するところまでを目指しました。

当日は最低気温3℃という極寒の中、部室から機体と機材を順調に運び出していきます。
例年使用していた陸上競技場の入口が閉まっているというまさかの事態もありましたが、別の入口を見つけてなんとか機体を搬入しました。

搬入と同時に、機体を組み上げていきます。
主翼接合部は、先週の組立試験の反省からガラスクロスを積層しなおしてきつくしていましたが、少しきつすぎたようで軽くやすりながら接合していきました。
コクピット、尾翼では、垂直尾翼の操舵が効かないという電装トラブルが発生し、電装課が確認を行いましたが復旧せず、今回は垂直尾翼を固定して試験に臨むことにしました。
その後、回転試験、重心測定を行い、重心位置は事前の予測とさほど変わりはないことを確認しました。

それらの組立作業と同時進行していた滑走ボード隊は地面の凸凹に四苦八苦しており、敷設には1時間30分程度の時間を要してしまいました。

ここで少し風が出てきましたが、とりあえず組み立てを続けることに。
主翼をコクピットに載せた後に休憩を挟み、日の出とともに試験を開始しました。

CIMG0123_convert_20100427203211.jpg


この頃には風も弱まり試験ができるような状況となったため、予定通り転がし試験から試験を行っていきます。

1本目:転がし試験
タイヤの直進性の確認とグランドクルー(以下GC)の動きの確認のため、プロペラを回転させずに歩く速さで機体を転がします。
少し左にそれていきましたが、そこまで大きな問題はなさそうでした。

2本目:転がし試験
1本目と同様に少し左にそれていきました。
このとき、風が10~11時の方向から吹いており、垂直尾翼による風見鶏効果が疑われました。

3本目:転がし試験
スターターに押し方を指導した後、同様に転がし試験を行っていきました。
今度は機体も直進し、割と良い結果が得られました。

4本目:滑走A試験
転がし試験の結果を受け、スターター50%、プロペラ50%として機速を上げて試験を行いました。
機体も直進し、特に問題ありませんでした。

5本目:滑走A試験
4本目と同様の試験を行い、問題がないことを確認しました。

6本目:滑走B試験
滑走A試験の結果を受け、スターター80%、プロペラ80%としてさらに機速を上げました。
翼が反りあがり、機体が左に傾いていってしまったためもう一度同じ試験を行うことに。

7本目:滑走B試験
依然として少し左に傾いてしまうものの、きれいによくは反りあがって行きました。

8本目:滑走B試験
今度はかなりきれいに翼が反りあがっていったため、次の段階に進むことに。

9本目:滑走C試験
今度はスターター100%、プロペラ100%としてジャンプの直前まで機速を上げることにしました。
翼はきれいに反り上がり、機体もまっすぐ進んでいきました。


9本目が終了したところで弱雨が降り始め、上がることが予想されないためやむなくここで試験を終了しました。
その後の解体と搬入も、基本的に問題なく行うことができました。

今回はジャンプ試験まで持っていくことができませんでしたが、翼の反り上がり等も設計値に近く、おおむね満足のいく結果が得られました。
手伝ってくださったOBさん、本当にありがとうございました。

次回の試験飛行は5月2~5日の予定です。
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