第2回グランドTF報告

設計責任者の井上です。
少し遅くなってしまいましたが、5月2日に大学構内にて行われたGTFについてご報告いたします。

今回の目標は前回同様、ジャンプ試験までとしました。
試験時間帯(0:00~9:00)の天気予報は晴れで、終始落ち着いて試験を行うことができました。

搬出~組み立ては前回の反省を活かし、順調に…といきたいところでしたが機材と滑走ボードの搬出の順番を逆にしてしまい、機体の組み立てが滞ってしまう場面がありました。
ただ、余裕を持ったスケジュールだったため試験時間や試験前の休憩時間が短くなるようなことはなく、落ち着いて日の出を迎えることができました。
前回の第1回GTFでうまく動かなかった操舵ですが、組み立て段階においては今回は順調に作動していました。

ゆっくり休憩を取った後、スターターのアップとミーティングを行い試験本番に臨みました。

前回と同様、転がし試験から滑走試験へと徐々にスピードを上げていきます。
機体が大きくそれるようなことも左右の反り上がりが極端に異なることもなく、順調に試験は進んでいきます。
そしてパイロット、スターター100%の滑走C試験の3本目、スターターから「浮いた!」との声が。
どうも前輪しか浮かなかったようですが、迎角を上げてジャンプ試験を行うことにしました。

本来は一気に0.4degほど取り付け角を上げる予定でしたが、滑走C試験での結果から最小刻みの0.2degずつ迎角を上げていくことにしました。
2年目となる迎角調整器でしたが、少し時間はかかったものの問題なく取り付け角を4.6deg→4.8degに上げることができました。

少し休憩を挟んだ後、いよいよジャンプ試験へ。
試験を重ねる中で、前輪だけは確実に浮いていることが指示を後ろから出している私にもわかりました。
迎角を再調整している時間もなかったので、推力を上げて試験を行うと一瞬両輪が浮き上がったように見えたとの報告があり、再度確認するため同様の試験を始めようとしました。
しかしそのとき、スターターから「フライングワイヤが絡まっている」との報告があり、確認してみると左翼側のフライングワイヤがきれいに絡まっていました…。
待機時もフライングワイヤの長さが左右で異なって見えていたのですが、切り出し精度か翼の高さの問題であると勝手に結論付け、確認していませんでした。
試験中特に問題ありませんでしたが、本当に怖いことです。
ここは次回から機体チェックリストにも項目を作る予定です。

ワイヤの絡みを解いた後、ワイヤ自体の損傷はほとんどないということでジャンプ試験を2本だけ行いました。
確実に浮かず、右にロールして右に少しそれてしまいました。
これがフライングワイヤの長さが異なるものなのかを確認するまでもなく、時間切れとなってしまいました。

その後の解体、搬入はスムーズに行うことができました。

最後の2本は右にロールしてしまいましたが、第1回GTFでは左右のフライングワイヤの長さも異なっておらずにロールすることもなかったことから、桁自体の問題はあまりないと考えています。
とりあえずこれでGTFにおいての最低目標ライン(左右の主翼のそりあがりの確認)を達成したとして、次回からはいよいよ滝川スカイパークにおける飛行場TFに移行します。
先週は天候不順によって中止となってしまいましたが、今週末は天気予報が良好であることから現時点では15日(土)に実施する予定です。

最後に、今回も手伝っていただいたOB、OGさん、本当にありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。
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詳しい報告から、きっちり試験を進めているな~i-228と感心してしまいます。
いよいよ滝川ですね!1・2年生はアウトドアを存分に楽しんじゃってくださいi-1
3年生は……とにかくしっかり頑張ってi-1972年生は、楽しみつつ3年生のフォローと1年生のめんどうを。
みんなで良いTFにしてくださいi-239
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